あの山この沢 投稿掲示板

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至仏山と尾瀬ヶ原
 早戸の風  - 07/7/9(月) 22:08 -

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   仕事仲間の宴会旅行で老神温泉に泊まった翌日は、早朝から宿を出発し、尾瀬ヶ原散策グループ、アヤメ平経由尾瀬ヶ原散策グループ、至仏登頂グループの3手に別れてそれぞれの尾瀬を満喫。私は4人で至仏山に登ってきました。
梅雨の合間の好天に恵まれ、森林限界上からは燧ヶ岳をバックにした尾瀬ヶ原が一望できました。
写真上は小至仏から至仏山への稜線。
写真下は至仏山中腹からの尾瀬ヶ原、正面に燧ヶ岳。

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玉原湿原と吹割の滝
 早戸の風  - 07/7/9(月) 21:51 -

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   七夕の7日、仕事仲間の旅行で群馬県の玉原湿原(タンバラ)に行きました。
玉原湿原は上州武尊の山麓に広がる日本海型ブナ林に囲まれている湿原で、植生の珍しさから尾瀬にたとえられ「小尾瀬」と呼ばれているそうです。ミズバショウを始め、四季を彩る草花を見ることができるそうですが、ミズバショウは終わり、ヒオウギアヤメやキンコウカが見られました。
今宵の宿、老神温泉に行く前には東洋のナイアガラといわれている吹割の滝を見物してきました。
凝灰岩、花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が岩質の軟かい部分を浸蝕し、多数の割れ目を生じ、巨大な岩を吹き割ったように見えるところから“吹割の滝”の名が生まれたそうで、高さ7m、幅30m余に及ぶそうです。
もう25年以上も昔ですが、尾瀬からの帰りに見た頃に比べて、周辺はずいぶんと観光地化していました。

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鳥屋鐘沢、大棚のある左の無名沢
 早戸の風  - 07/7/1(日) 13:04 -

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   早戸川の鳥屋鐘沢に気になる枝沢があったので行ってみました。
F1とされる8m滝、F2とされる20m大滝のほか、数え切れないほど小滝が連続する下部の核心部を抜けて幅の広いゴーロ帯となると、堰堤が4個続きます。この堰堤4個目に左から壊れた堰堤で注ぐ沢は、奥に地元では大棚といわれている大きな滝が見えます。
25000図でみると、この沢は鳥屋鐘沢と宮ヶ瀬鐘沢を隔てる通称栂立尾根の1108mピークから1043mピークあたりを源頭として、上部には岩マークがあります。
ということで、こちらの沢をつめてみました。出合から傾斜の緩い3m、6mの滝を簡単に越して釜のある1m小滝を越すと大滝直下です。出合あたりからは20m近い大滝に見えましたが、実はこの滝は滝の上に8mぐらいの堰堤が聳えているのです。滝そのものは12〜14mでしょうか、比較的ホールドが多いので登るのも難しくはありません。下部は左の水流をモロにかぶって中段まで行けば、後はクラックにそって水流通しに登っていけます。びしょ濡れになります。
大滝上=堰堤下は広いテラスで、堰堤の左右どちらを越すかゆっくり考えるにはもってこいですが、堰堤際の泥ルンゼどちらも猛烈に急です。右に取り付いて上部で気の根を掴んでやっとの思いで上に抜けましたが、河原には約1.5mぐらいのジャンプで着地。左から取り付くとスムーズに河原に出れそうです。
さてこの後もいくつか滝が現れるかと思っていましたが、左からいくつか涸れ沢を合わせながら堰堤が6個(全部で7個)続いて水は涸れ、急峻なゴーロになって二俣になります。右が1108mピークに突き上げる本流のようで、少し水が流れています。1043mピークからの北尾根を下る予定なので、ここは左に入り、すぐにまた二俣でここも左に。その上は幾重にも分岐してボロボロの岩壁になってきました。
ガレからザレに変わるあたりで小尾根に逃げて直上すると、傾斜の緩い広い台地に出ます。右に2分も行くと1043mピークでした。
写真上は鳥屋鐘沢本流の20m滝F2下部、写真下が左の無名沢の13m大棚。

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早戸川下流の六百沢
 早戸の風  - 07/6/23(土) 20:12 -

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   丹沢早戸川の六百沢を遡行してみました。早戸川の大きな支流宮ヶ瀬鐘沢や水沢川は、宮ヶ瀬ダムができてからはダム湖に直接流れ込む沢となって、今では支流という感じがしなくなり、そんなことから早戸川の最下流の支流は六百沢ということになるのかもしれません。
一般車通行止めの早戸川橋を渡って、橋のたもとから右に延びる早戸川の右岸道を400m進んで行くと終点となり、そこが六百沢出合です。
最下部は大きな釜を持った小滝が幾つも現れ、下半身ジャブジャブと濡れながら登っていくと、3mナメ、4m2条、1m、1m、5m滝と連瀑帯となります。この沢の核心部といえるでしょう。この沢の岩はどこもヌメっていて滑りやすいのに、この連瀑帯だけは快適に登れます。この上で堰堤が聳えています。
滝らしい滝はここまでで、後は最後まで苔むしたゴーロに終始です。
下降路に渡ることになる仕事道の丸木橋を過ぎると、二俣で水は涸れ、右に入って大きな岩のゴーロを進むと大岩の重なりの10m滝状があります。
さらに進んで最上部で4mのCS滝がありますが、この上で栂立尾根といわれる稜線がやっと見えました。すぐにザレの斜面に変わります。
稜線に出た後は左に下れば楽に下山できるのですが、どうしても1043mピークから早戸川国際マス釣場方向に伸びる尾根を下ってみたくて、踏跡のしっかりした稜線をさらに登り、1043ピーク手前からマス釣場方向へ下りました。
こちらの尾根には踏跡も赤布も何もありません。始めはだた広い尾根なので方向を良く見定めながら下り、880m付近で右の尾根に、さらに下って710m付近でマス釣り場方向と別れ六百沢出合方向に伸びる尾根にルートをとります。全然目印も何もなく、枝打ちした枯れ枝に邪魔されながらも500mぐらいの地点まで下ってきたらやっと仕事道が拾えました。
後は道なりに下って、六百沢の丸木橋を渡り枝沢を3本渡って、出合(林道終点)に降り立つことができました。
写真は連瀑帯の5m滝。

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水沢川伊勢沢
 早戸の風  - 07/6/17(日) 17:56 -

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   6月17日、水沢川の伊勢沢に行きました。水沢川伊勢沢は、丹沢早戸川の大支流水沢川の本流で、黍殻山を水源とし流程をも最長です。
伊勢沢林道はるか下を流れる本谷には8mの滝がありますが、堰堤がいくつかあるのでうかつに下降するわけにはいきません。林道を30分も行くと伊勢沢が眼下に焼小屋沢・音見沢と分かれますが、この出合にすんなり下降するルートがありません。3分ぐらい進むと焼小屋沢出合上になるので、ここから10mぐらい下降して沢に降り立ち、ここで沢仕度をして沢を下ります。すぐに6mの滝がありますが、落口から右にトラバースして右端の泥ルンゼを駆け下りれば危険はありません。約5分で右から伊勢沢が出合います。(伊勢沢が本谷ですから、正しくは焼小屋沢を下降して伊勢沢本流に合流するというのでしょうか。)
急峻な谷底に流れる伊勢沢は薄暗く随所に深く長いトロがあるので、腰ぐらいまではジャブジャブ浸かる覚悟が必要でしょうが、ゴルジュになっているわけではないので水浴びしたくない人はまくことも可能です。
すぐに8mのチョックストーンのある滝があり、これは左右どちらからでも巻けます。小滝や深い釜、きれいなナメを通過していくと、右手上から林道がせまってきて、沢に合流して林道終点になります。沢はこの上しばらくで水は涸れますが、林道終点から続く仕事道は標高800mぐらいまで沢につかず離れずつながっています。
涸れたゴーロを進んで飽きる頃、乾いた6m滝10m滝と連続し、そのうち源流となり、北隣の焼小屋沢との境界尾根に飛び出ます。ここから3分で焼山から黍殻山への登山道です。
境界尾根を標高990mぐらいまで下って右になだらかに伸びる小尾根を下降すれば植林帯の中に鹿柵があるので、柵の中に入って仕事道を辿れば伊勢沢沿いの仕事道の沢沿い末端に達し、後は気楽に道なりに下山できました。
写真上は8mCS滝、下は上流部の涸れ6m滝。

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世界遺産の中の滝、鶯の滝
 春日大将  - 07/5/13(日) 15:12 -

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   奈良奥山ドライブウェイという若草山から高円山を通る有料道路があります。世界遺産の春日山原始林を通り抜ける途中、赤い橋を渡って(車で渡れます)いったところから少し降りれば、鶯の滝へと辿り着きます。
奈良公園奥の遊歩道を歩くと、片道4kmで所要時間は片道約50分です。
春日山原始林からの水を集めて落ちる滝で、高さは約10mです。
奈良市内の滝で比較的名前が知られているのは、この鶯の滝ぐらいです。

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水沢川焼小屋沢
 早戸の風  - 07/5/12(土) 22:36 -

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   北丹沢水沢川の最奥の支流焼小屋沢を遡行してみました。
水沢橋ゲートから伊勢沢林道を歩くこと約30分で対岸に焼小屋沢出合を見ます。林道から10mほど急下降して出合に立ち、ここから遡行開始。10分も遡行するとこの伊勢沢林道が焼小屋沢を橋で横切るので、そこから遡行開始してもよかったもしれません。遡行開始直後は単調な河原なので。
少し進むと2m滝3m滝等小滝が連続して現れます。釜のすごく深い2m滝もあります。一旦水が涸れてすぐに水流が現れ、また2m滝4m滝や苔むした3m滝等連続して現れます。どの滝も簡単に越せます。2条4m滝は右壁を登って上部の枯葉で覆われた部分は泥付きなので滑落に注意が必要ですが、釜が大きく深いので滑れば飛び込むつもりで登りました。
連続する小滝群が終わると水流も涸れ、右岸に炭焼き跡を見て二俣までは単調な河原が続きます。小滝群から二俣まではおよそ40分です。
二俣を右に入ると傾斜が増し、すぐに苔むした2段4m滝3m滝2m滝幅広3m滝が連続して現れ、続いてS字状のゴルジュとなります。ゴルジュの出口には10m滝、8m滝が連なっていますが簡単に越せます。
この上で傾斜も緩み最後の二俣になるので稜線の見える右に入ると、最後の岩棚を登ってすぐに登山道に達しました。二俣から最後の二俣まではおよそ45分、あと稜線までは10分でした。
稜線からは5分ほど黍殻山方向に向かい、登山道が右に折れるピークから南東に伸びる尾根を下りました。この尾根にはしっかりした踏跡は所々ある程度で、ほとんど見当たらないといったほうがいいでしょう。その上背丈を越す笹薮に覆われているところもあったりします。下部では完全に道は見当たりません。しかし、あくまでも尾根に忠実に、尾根を外さないように下って、痩せた尾根を通過して700m付近で直進不能になったところで右に急降下していくと、ピークから1時間で伊勢沢林道に降りることができました。ここからゲートまでは約50分かかりました。
写真は10m涸滝。

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表丹沢、大山川の沢登り
 早戸の風  - 07/4/29(日) 13:03 -

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   4月28日は、山仲間8人で表丹沢の大山川に沢登りに行きました。
大山川は、大山ケーブルのバス終点のそばに流れている川ですが、参道沿いから大山山頂に突き上げる急峻な沢です。
下社(標高700m)まではケーブルに乗って、茶屋脇を日向薬師方面への関東ふれあいの路と名付けられた登山道を約5分で大山川二重ノ滝(標高670m)に到着。社のそばで沢仕度を整えここから遡行開始ですが、この二重ノ滝から続く滝を登り切ると水流は消えるので、渓流シューズ等はなくても登れる沢です。
社のそばに堂々と流れ落ちる滝が二重ノ滝としているガイドブックが多いですが、多分この最初の滝が二重ノ滝なのではなく、その上の2条の滝がこの名称の由来だろうと思います。もっとも上の2条滝を合わせて2段12m滝としないと、下段だけでは12mはなさそうです。滝が連続する場合、どこで区切って○段と考えるかは人の主観によるでしょうが、一旦広場となるこの滝を「2段」というほどには連続性はないように見えます。あるいは2段になっていることを二重というのでしょうか。
ともかくも12m滝は左のルンゼを登れば簡単なのですが、わが山仲間達は物好きが多く流水右のツルツルの壁を残置スリングを頼りにがむしゃらの登ってしまいました。この上の2条は簡単です。
この大山川本谷は沢全体が急峻で岩床が現れているので、どこが滝か分からないぐらいです。
5mハングの滝は、ガイドブックなどでは倒木を頼りの登るとなっていますが、倒木などどこにももたれかかっていないので簡単ではなさそうですが、仲間達はスリングをかけて登ってしまいました。苦労して攀じ登るよりも左にはザレを少し登って右にトラバースして落口上に降りるしっかりした巻道があるので、こちらの方が迅速安全簡単です。
二俣を右に入って少し行くと現れる5mトイ状滝は水流跡がジメジメ滑っていてしかも薄暗くてとても取り付く気のおこる滝ではありませんが、ここも我山友達は引っ張り上げられながら登ってしまいました。もちろんここにも、左に巻道があります。
この上は一歩歩けば落石の起きそうな急なゴーロと小滝が続いて、最後は左の小尾根の疎林帯に突っ込んで約20分で登山道に出ました。
生憎の空模様でしたが沢登り中はなんとかもって、大山山頂で休憩していると俄かに掻き曇って雷鳴轟き始め、下山半ばでとうとう本格的な雷雨になってしまいました。
写真上は二重ノ滝、下は10m滝。

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水沢川焼山沢左俣の奥の岩壁、幕岩
 早戸の風  - 07/4/7(土) 21:49 -

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   昭文社のエリアマップ「丹沢」で水沢川の支流に焼山沢と記されている沢は、地元では倉沢と呼ばれていて、この倉沢の上部に幕岩という岩壁があります。
ここでは昭文社の地図にしたがって焼山沢ということにしますが、この沢の中流部の唯一の滝場が連なる核心部で、沢が二手に分かれる二俣となっていることはあまり知られていません。
下部2段5m(3m、2m)滝を越すと、続いて4段7m滝となりますが、この4段滝の滝壺が二俣なのです。水流のある右俣の滝に目を奪われ、正面の濡れたナメ滝には枝沢ぐらいにしか見えませんが、中間尾根の大きさ、上空の開け具合を見ると、枝沢ではないことが分かります。
釜をへつって出合のナメを登り、チョックストーンのように見える大岩を越すと、水流はなくても立派な沢だと分かるでしょう。
所々藪がうるさいのが難点ですが、ひたすら磨かれたゴーロを進むと、右岸上方に幕岩と言われる岩壁らしきピークが見えてきます。なおも沢をつめていくと、最後は両岸岩壁のルンゼ状になります。左の尾根に下降路があるので左にツメればいいのですが、かなり急な岩壁ですから直登はやめて、少し下り、目指す岩壁の基部までトラバースして尾根鞍部にたどりつきました。
ちょっと早めにトラバースしてしまい、結局は岩壁の上に出てしまい、岩壁上の尾根を下って、尾根鞍部から岩壁基部に植林帯を下ってみました。直近まで植林帯となっているので、全貌をみるのは難しい岩壁です。

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南秋川小坂志川ウルシゲ谷の右俣遡行、左俣下降
 早戸の風  - 07/3/31(土) 21:57 -

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   3月31日、山仲間5人で南秋川の小坂志川ウルシゲ谷沢の右俣を遡行し、左俣を下降してきました。
右俣は、なんといっても出合の15m滝が核心ですが、左のクラックを登り上部で右の流心に入ればそれほど難しくはありません。次の4m滝はその上の落口がチョックストーン気味の4m滝とほとんどつながっていますが、チョックストーンのすり抜けでシャワーになるつらさを我慢すればさほど困難ではありません。
小滝群が終わり源頭部になると、膝まで潜るほどの落ち葉のラッセルに終始する谷に歩きになりました
ツメは25000図の717mピーク近くに飛び出し、右に1分弱で市道山まで0.9kmの標識のある登山道(通称吊尾根)です。市道山まで登った後、西に伸びる尾根を5分ほど下って鞍部(745mぐらい)から左の植林帯を100m近く下ると、左俣の源流に降り立てました。
左俣では10m滝を懸垂下降し、5m滝は2つとも右岸の高巻ルートをズリ下れば、後は難しいところはありません。
写真は上が右俣出合の15m滝、下が左俣の10m滝。

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北丹沢、水沢川音見沢
 早戸の風  - 07/3/24(土) 20:11 -

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   水沢川は水沢橋の少し先で倉沢を分け、同時に林道も倉沢沿いの桃ノ木沢林道と伊勢沢林道に分かれます。そこから伊勢沢林道を本流左岸沿いに20分も行くと、林道はるか下で伊勢沢が左に分かれ、さらに林道を進むと、すぐに焼小屋沢が左に分かれます。このすぐ先で林道は音見沢を渡り焼小屋沢方面に向かっています。音見沢沿いにも新しい林道ができています。
音見沢に入るにはこの音見橋手前を下流側に急斜面を走り下るしか方法はなさそうです。橋の下からしばらくは沢は倒木や藪が邪魔ですが、10分も進むと3段7mぐらいの大きな釜を持った小滝が現れます。夏ならジャブジャブですむのですが、今日はまだ寒いのでへつりで滝に取り付きました。
小滝群を過ぎると水は涸れ、稜線近くまでひたすらゴーロ歩きとなります。途中の二俣では左俣に水流のある4m滝の上に1m、3m滝に続いて10m近い垂直の落口がV字に切れ込んだ涸滝を見ることができます。
最後の急傾斜のザレを登りきって東海自然歩道に出て右(焼山方面)に5分も行くと、鳥屋分岐です。鳥屋方面に下ってベンチのあるところから、音見沢と焼山沢の中間尾根を下りました。踏跡はしっかりとはしてなくても尾根を外さないように急勾配を下っていくと、急に左側が切れ落ちてほとんど垂直に真下が見えるようになります。直進で下降はできそうもないところは右に回り込み、立木にぶら下がるようにしてズリ下り、尾根鞍部に降り立ちます。あまり右に逃げると尾根から外れてしまうので注意しながら降りなければいけません。
鞍部から振り返ると、杉の植林の切れ目から、今降りてきた尾根の北側は大岩壁になっているのが見えます。高さは50mはありそうです。岩壁基部はこの尾根の左斜面のまだ下にあるのですが、戻ってくるのがシンドイので、基部からの全貌眺望はやめて、ひたすら尾根を外さないように下ってくると、未舗装の林道が横切ります。この林道を下ると音見橋に至るのですが、今日はまだ尾根を忠実に末端まで下りました。最後に、藪になるあたりから右か左に下らなければいけないところを、直進してしまって猛烈な藪漕ぎの下降になってしまいましたが、無事尾根末端の桃ノ木沢林道始点の橋のところに岩壁からぶら下がるようにして降りてこれました。

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上野原・御前山3山縦走
 早戸の風  - 07/3/18(日) 22:20 -

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   3月17日、山仲間と中央線沿線の山、上野原市の御前山3山を縦走してきました。
まずは、中央線四方津駅(230m)からコモアしおつの住宅街を抜けて四方津御前山(460.9m)に、ここから切り立った稜線を岩稜帯などを通過して牧野集落に下り、国道20号線を渡って桂川(200m)まで急下降して川を吊橋で渡ります。
栃穴集落からは少し藪を漕いで痩せ尾根に取り付きざらざらの尾根を急登して栃穴御前山(431m)へ、ここから約50mザレた痩せ尾根の超急下降をして3つ小ピークを越して鶴島御前山(484m)に到着です。ピークの下りごとザレた下降となりますが、それがこのルートの楽しさかもしれません。
鶴島御前山からの下りも大変な急下降ですが、ここにはトラロープが張り巡らされてかえって邪魔なぐらいです。30分も下ると林道に達し、もう30分で上野原駅に至ります。
チョコチョコ休憩ののんびり山行で約5時間の冒険でした。
上の写真は四方津御前山から下りの岩稜帯、下の写真は鶴島御前山からの下り。

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丹沢水沢川、焼山沢と倉沢の中間尾根
 早戸の風  - 07/3/10(土) 23:47 -

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   丹沢水沢川の倉沢本流を遡行してみました。
稜線直下まで単調なゴーロだけの、なんにもない沢です。水量も非常に少なく沢登りの対象にはならない沢でした。稜線に出るには植林帯の急登になります。
地元の山仕事関係の人の話では、この沢は倉沢ではなく「桃ノ木沢」だそうです。では倉沢はどこ?ということになりますが、昭文社の地図で焼山沢と記されている沢が倉沢だそうです。実際、林道の名称は「桃ノ木沢林道」です。そもそも「焼山沢」などと名付いた沢は水沢流域にはないそうです。
それはさておき、稜線に出た後は登山道を左に進み、登山道が正面ピークの北側を巻くところからピークに直上して、ピークから東に急降下している痩せた尾根を下ると1時間弱で焼山沢出合へ降りれました。下り始めは、両側が切れ落ちた岩稜帯でかなり緊張させられる面白い尾根です。

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西丹沢 鳥ノ胸山
 早戸の風  - 07/3/4(日) 21:17 -

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   ひと月も早い春うららの陽気に誘われて、西丹沢の道志川に突き出た鳥ノ胸山に登ってみました。
道志の道の駅から最短の林道経由で登るのが普通のようですが、今日は、道志川支流三ヶ瀬川奥の「道志の森キャンプ場」から登ってみました。
キャンプ場に車を止め、三ヶ瀬川左俣のキャンプ場最奥の林道脇に小さく「トリノムネ」の標識があり、そこから約25分急な斜面をジグザグあるいは直登で登り切ると、小尾根上に出ます。
緩やかな尾根道はほんの少しでまた急登になり、笹薮を払いながら雑木ノ頭まで痩せた尾根を忠実に登っていきます。
雑木ノ頭は今は冬なので展望があります。ここまでキャンプ場からちょうど1時間ぐらいです。
一休み後一旦急下降したら、きれいなブナの林を抜けて、今度は鳥ノ胸山まではすごい急な植林帯の登りです。登りきったところは南峰、少し下って登りなおすと、やっと山頂です。キャンプ場から1時間半の手軽なハイキングです。
同じルートを下るとかなり膝に負担のかかる下降となりますが、1時間でキャンプ場まで降りれる最短路でしょう。
写真は山頂からの富士山。

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北丹沢 水沢川焼山沢
 早戸の風  - 07/2/25(日) 19:01 -

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   2月24日、ほとんど登山者の訪れることもない水沢川の焼山沢を遡行してみました。
前日までのポカポカ陽気でもう春になったから沢登りの季節だとばかり計画を立ててみたものの、運悪く真冬並みの寒気に下界でも寒い1日だったようです。おかげで水に濡れた地下足袋では、稜線に出た後も、足裏から体の心まで冷える寒い寒い山行になってしまいました。
水沢川は早戸川の一大支流にあたり、宮ヶ瀬ダムができてからはダム湖のバックウォータに少ない水量で出合う川です。奥野隧道から焼山、黍殻山、姫次に連なる丹沢最北の山稜と黍殻山からガタクリ峰を経て松茸山に至る大きな尾根に囲まれた広い流域を持つ川ですが、周りの山々の標高が低いせいでしょうか、どの沢も水量は少ないのが特徴です。
焼山沢は比較的流程が長いのですが、なかなか高度が上がらず、また大きな滝もなくてゴーロ歩きの続く沢です。途中1〜3mの小滝が5、6湖連なるだけの平凡な沢で、水に濡れたくない季節には向いていました。
登山道に出た後、焼山まで登らなければ比較的短時間で下山できますが、今回は尾根ではなく、東隣の倉沢を下降してみました。しかし、この倉沢にはほとんど水流もなく藪に覆われ、沢沿いには作業道があって、難なく林道にたどりついてしまいました。
写真上は焼山沢出合の大ナメ。林道に架かる橋の上から写したものです。
写真下は中流にある2mの滝。

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菅平、山スキーで根子岳へ
 早戸の風  - 07/2/5(月) 21:04 -

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   2月3日、山仲間と菅平の根子岳に山スキーで行ってきました。
山スキーとはいっても私のはショートスキーの山バージョン、昨年までロシニョールから「フリートレック」とか「フリーベンチャー」という商標で出ていた代物です。
このスキーなかなか優れもので、歩くのも滑走するのも楽チンです。もちろん滑走にはストックも必要ありません。
奥ダボススキー場のリフト頂上から根子岳山頂まではシールを付けて2時間半の登高、しかし下りは7分の滑走ででゲレンデに。登りはしんどくても、この下りの快適さは山スキーの醍醐味ですね。
このコース、過去2年悪天候で途中から引き返していますが、今回は快晴に恵まれ、最高の休日でした。

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丹沢三峰、無名ノ頭から観光センター跡へ
 早戸の風  - 06/11/3(金) 23:38 -

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   丹沢山から宮ヶ瀬湖に落ち込む長大な尾根を通常丹沢三峰と呼んでますが、それは丹沢山から本間ノ頭までに大きく顕著なピークが3つあることによるのでしょう。
この長大な尾根には○○ノ頭と名付くピークが幾つもあって、丹沢山から下山路に使うと登り返しだらけで、なかなか高度が下がらず嫌になります。
丹沢山から急下降して少しなだらかになって最初のピークとされる瀬戸ノ頭1375mはピークというほどのピークではありません。ここからは大滝や瀬戸沢出合への下降路があります。
少し(50m)下って少し登り返すと25000図で西峰とされる太礼ノ頭1352mです。
ここから約50m下って丸木の急な階段を100m登り返して25000図で中峰とされる円山木ノ頭1350mです。
さらに70m下って(円山木沢を忠実につめるとこのコルに達します)また丸木の急な階段を60m登り返すとピーク1342mがあります。ここは昭文社のエアリアマップで「無名ノ頭」と記されていますが、ピークの名称がないから無名なのであって無名ノ頭という名称があるわけではありません。ピークにある標識にも他のピーク(頭)と違って名称は記されていません。標識に名称が記されていないので隣の本間ノ頭と間違ってしまう沢屋が多いようです。
25000図で東峰とされる本間ノ頭1345mへは、一旦40m下って登り返すことになります。本間ノ頭からは丹沢観光センターへの一般登山道があります。
さて、この無名ノ頭から早戸川に落ち込む顕著な尾根には、観光センター跡に下るルートがあるにはあるのですが、下り始めはほとんど不明瞭な踏跡と最後の林道まで100mぐらいは崩れていて分かりづらくなっているので注意が必要です。上部は尾根が狭いので尾根を外さないよう忠実に下ること、最下部は崩れて泥や枯葉で隠れている丸木の階段を見落とさないことがポイントです。
この尾根は中間部から上部にかけてのブナの林はなかなかきれいです。

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北丹沢 神ノ川井戸沢の滝
 早戸の風  - 06/10/21(土) 20:42 -

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   神ノ川林道を日蔭沢橋の向かって行くと途中2ヶ所トンネルがあり、2ヶ所目のトンネルを抜けると左に砕石場があります。この砕石場のダンプ出入口を過ぎると、右手に砂利を敷き詰めた広場があります。広場の奥に見える流れが井戸沢です。井戸沢は暗渠になって神ノ川林道の下をくぐっています。
沢沿いの仕事道に入ってコンクリの堰堤3つ越して沢に下り、単調な流れの藪っぽい河原を進むと、2段の石積み堰堤が2つ続き、やっと小滝が現れました。
さらに大きな石積み堰堤を越すと、2段4m滝や2mナメ滝が続き、さらに正面には何段にも続く滝が一見大滝風に見上げるほどの高さに圧倒されます。
大滝のように見上げる滝は下部は4段10m滝、中間は3mトイ、上部は4段15m滝です。この上部の滝はかなり立っていますが、どの滝も水流際を半身シャワーで登れます。
ここを過ぎると両岸が迫って沢の由縁らしき井戸のような地形になって沢もS字にうねって、この中の小滝群を抜けると、最後に2条4m滝となります。
3段の堰堤で水は涸れ、さらに4段の堰堤を越すと沢は急に源頭の様相になり、涸れ2段滝の上からは急勾配のゴーロとなり二俣からはもう稜線が見えます。
右俣はルンゼで一直線に稜線に突き上げていて、こちらの方が楽そうにも見えましたが、逃げ場もなさそうなので、すぐ先でどんづまりのように見える本流の左俣に入りました。どんづまりの手前で右の涸れ滝を攀じ登ると、上部は見事というほかない急なザレルンゼが伸びていました。
左右の小尾根に逃げても急そうなのでしばらくはルンゼの中をずり落ちないようジワジワ四つん這いで登って、これ以上ダメって所で植林帯に移りましたが、傾斜が急すぎてほとんど上に進めないぐずぐずの斜面です。なんとか這い上がっていくと、かすかな仕事道が横切っていたので、これを右へ。
5分もトラバース気味に進むと、鐘撞山と934mピークの吊尾根登山道に出ました。ここまで出合から100分、鐘撞山からは井戸沢出合への仕事道を一気に下降、30分で下れます。
写真は4段15m滝。

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神ノ川平石沢源頭の黒岩
 早戸の風  - 06/9/30(土) 18:38 -

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   神ノ川ヒュッテ上から大室山に向かって日陰沢新道を30分も登って行くと、ガレ場を過ぎた所で「←大室山、黒岩→」の標識があります。標識に従って黒岩方面にさらにガレ場を通過し45分も植林帯をジグザグ登って行くと、旧日陰沢新道のトラバース道に出ます。
左に3分も行くと新日陰沢新道に戻れます。このT字路を右に進んで一部崩壊した所を過ぎ、木の階段を登って行くと県界根の1180m付近に達します。この途中で所々木の間越しに右手前方に見えるのが黒岩です。遠くはるか上にあった黒岩も最後には眼の高さになります。
県界尾根に出て右手鐘撞山方面に下るとすぐに黒岩に至る踏跡に出合います。1分もすると黒岩真上の斜面に立てますが、黒岩は独立岩峰でこの斜面からは行けません。下刈りした杉の枝を掻き分けて近づいても最後はトゲだらけの潅木にさえぎられ結局は上からは近づけません。右に回りこむとかすかな仕事道がありますが、やはり基部には近づけません。左に回りこむと勾配の急な植林帯でやはり近づけません。
この岩峰のそばは植林されないままの藪で覆われていて近づけないようです。
しかし、以前平石沢の右俣を遡行したときは岩峰を見上げながらかなり基部近くまで詰めて最後に左の旧日陰沢新道に抜けました。平石沢右股の最上部で右へ右へつめれば基部に達することができるかもしれません。

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神ノ川鐘撞山
 早戸の風  - 06/9/24(日) 19:25 -

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   大室山から東に伸びる大きな尾根は山梨県と神奈川県の県界になっていて、途中で北東に向きを変え1285m付近で神ノ川ヒュッテへの下山路を分け、さらに先でまた真東に向きを変えて急に高度を下げ、984m地点で再び北東に向きを変えて鐘撞山を経て神ノ川が道志川に合流する地点に至ります。
この長い尾根上には明瞭な仕事道があり、末端からの道は神ノ川キャンプ場から付けられていますが、神ノ川林道の途中からもいくつかの取り付きがあります。
今日は途中の神ノ川林道が右岸から左岸に渡る折花橋際からのルートで、鐘撞山に登り、さらに大室山への県界尾根を登って神ノ川ヒュッテへの下降路を下ってみました。
折花橋からの登り口はコンクリの階段で、すぐに背丈を越すススキに覆われ道が不明瞭になりますが、右の植林帯を目指して藪を抜ければOK。あまり左に寄ると林道擁壁上に出て危険です。急な植林帯の仕事道をジグザグに登り傾斜が緩やかになると道は北へトラバースして隣の尾根に移って少し登ると県界尾根に達します。
ここからは広い植林の尾根を一直線に登れば鐘のある鐘撞山900mはすぐです。
一旦高度にして45mぐらい下って痩せ尾根を通過して934m地点まで登り返しです。ここで尾根は右に直角に曲がってしばらく登ると、このルートの核心石ころゴロゴロのザレ場のような急斜面になります。道は不明瞭ですが所々ロープが張ってあるので、スリップしないように慎重に登らなければ危険です。スリップすると数十メートル滑落しそうです。およそ100mぐらいこんな斜面が続き、1160mぐらいの所で右からの尾根を合わせると傾斜は比較的緩やかになります。
1280mぐらいで神ノ川ヒュッテへの標識があるので、ここから下山開始。蛭ヶ岳が真正面に見える南東向きの若い植林帯は下草もきれいで景色も素晴らしい。1100mぐらいからは鬱蒼と茂った植林帯になって、ジグザグに下ってあっという間に神ノ川ヒュッテに下れます。この下降路は日陰沢新道といいます。

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