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すみません、名乗るの忘れてました。さわぐるみです。
私は、以前に少人数の山岳会に入っていました。
でもその会では、会山行とか集団で行く場合は、個々人で装備を準備するのではなく、参加する人数全体で君は何を持て、お前は何を準備しろ、俺は何を持つとかいうように、自分の必要品は自分で持参するのではなく、他人の物まで余分に持って行ったり、自分の物は他人が準備してくれたりで、自分で自由に装備を決めることができませんでした。おかげで出発前夜までザックの荷繕いもできず、あわただしい出発となることが多かったです。
風さんが書かれているように、ツェルトは個人装備のはずが誰と誰が持てば他の者は余分だから持つな、その代わり大鍋を持て、コンロは全部で何個あればいいって感じでしたし、冬山でもかき集めの借物ビーコンに、スコップは5人に1個でいいだろうって状態でした。多分これでは、誰かが遭難するともう誰も完全な装備の人がいなくなるわけです。
食料にいたっては、個々人が行動食や食事を準備すれば無駄もなくスピーディーに済ますことができるはずですが、ちょっとした山行でもいつも車座になっての花見的な大掛かりなお食事タイムになってしまっていました。それにもちろんお酒も飲みたくもない人の分まで用意されて、それも費用の均等分担という名目で飲まない人からも徴収していました。水を大量に待たされた人が遅れて、早く到着した人たちがコーヒーも飲めないとぼやいていたこともありました。
山中でのほんのちょっとした行動食で済ませるべき昼食でもこんな状態でしたから、いろんな名目の山行や会の講習会も、結局はみんなこのような食事準備のために気持ちを集中させることになります。
「会員みんなで仲良く」が、実は飲酒を主としたお食事会の雰囲気のお仲間作りでしかなくなっていたように思います。
下山後も、反省会と称して延々と麓の飲み屋さんで飲食三昧となりますから、早く帰って家族の食事や明日の仕事の準備などなかなかできませんでした。
そんなことで山岳会はやめましたが、結局は一部の酒好きの人間が飲み仲間を募るための会になっている山岳会が多いんじゃないでしょうか。
飲まない人からもお金集めて、その分飲兵衛が飲み尽せばよいのですから。
そんな山岳会はいりません。
マナーの話が出てましたが、山で大騒ぎする大人たちに都会でのマナーを守れというのが土台無理な話でしょう。
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