|
今年の夏は涼しく、もうそろそろ夏も終わりかと思わせる感じですが、8月22日、仕事仲間と久々に沢登りに行ってきました。行ったのは何度も遡行したことのある北丹沢の神ノ川矢駄沢。 現在は相模原市ですが、旧津久井郡津久井町のはずれ、山梨県境の近くの沢です。
稜線までツメる(丹沢の檜洞丸西の熊笹ノ峰にたどり着きます)と大変な時間がかかりますが、シャワーでびしょ濡れになって楽しめる小滝群、この沢の核心部が終ったところで、いい塩梅に途中に立派なコンクリート橋の架かる林道が横切っているので、ここで打ち切ってしまえばあとは少し林道を下って一般登山道から下山でき、楽チンな沢登りが楽しめます。
2年前の台風で少し荒れてしまいましたが、この沢は水量がかなり多く、各滝での滝壺も大きく深くて胸まで水に浸かったり、瀑布に打たれながら滝壁を登ったりとワイワイガヤガヤ、キャッキャと楽しみながら登っていけます。でも気を許すととんでもない事故になるので、あくまで細心の注意と緊張感をもっての遡行です。
最初の滝は釜が以前より広く深くなって、胸まで浸かって落水の左を登るか、左壁から越えます。
途中の大きな堰堤は左の際の岩壁を登りますが、台風による大雨のせいでしょうか、かなりえぐられてこの沢で一番難しいクライムになったように思います。ここを登れない場合は手前から巻けば簡単です。
大堰堤のところで沢は左折し、ここにあるF4とされる7m滝は、釜は狭くなったものの深くえぐられて水位が下がっているので、滝下部のハング部分が現れて取り付きにくくなっています。
【IMGP1355.JPG : 185.0KB】
|
|