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軍刀利神社から稜線の元社に出て陣馬山 早戸の風 10/6/20(日) 18:45 [添付][添付][添付]

軍刀利神社から稜線の元社に出て陣馬山
 早戸の風  - 10/6/20(日) 18:45 -

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   昨日19日(土)は、山好きの仕事仲間3人で蒸し風呂のような湿度の中、レアコースの山歩きをしてきました。
山梨県上野原市と旧神奈川県藤野町(現相模原市緑区)と東京都檜原村の境界にある三国山と生藤山には、上野原駅からだと、井戸行きバスの終点の一つ手前石楯尾神社(いわたておの神社・旧藤野町)から佐野川峠・甘草水を経由して三国峠(さんごく峠)に至るルートがポピュラーですが、昨日は、バスの終点から軍刀利神社(ぐんだり神社)を経て、地元の藤野山岳会が整備した稜線にある軍刀利神社元社への直登ルートを登ってみることにしました。
最近のハイキング地図では、井戸川沿いに、軍刀利神社社務所→急な階段の上に神社本殿→縁結びの木とされる桂の大木のある奥之院を経て、ここから山道となって小沢沿いに登っていくルートは掲載されています。
このルートの途中、沿ってきた小沢を渡って谷を右側に見ながら緩やかに三国山へ向かう道が最近のポピュラールートです。しかし、ここから左にそれて、「男坂・軍刀利神社元社」と書かれている元社への直登ルートを取ることにしました。
男坂と書かれているだけあって、傾斜は相当急で、小さな小尾根の背(上を見上げても斜面としか見えないぐらい急ですが)を小さくジグザグ切りながらも、所々直登のきれいに整備されたルートは、一気に高度を稼げる道ではありましたが、かなりのアルバイトです。あっという間に神社のあった下界がはるか下の方になってきます。昨日はいつ降ってもおかしくないぐらいの天気でしたが、時々ガスが晴れたり濃霧に巻かれたりで深山幽谷の気配です。
しばらくぶりの山行で、且つ又ほとんど湿度100%の中完全にバテバテでしたが、登りついた稜線には、正面に大きな鳥居と小さな祠が構えていました。これが軍刀利神社元社です。ベンチもいくつかあって、ゆっくり休憩できる広場となっています。振り返ると、富士山がくっきり真正面に望めました。
バスの終点から1時間30分です。ここにはバス停まで45分と下山の標識も出ていますが、登りと降りで倍も時間差が生じるということは、傾斜がかなりのものなんだなと思います。
ここからは、通常のルートを、三国山、生藤山、茅丸・・・を経て、和田峠に降り、さらに陣馬山に登り返し、栃谷尾根を下って栃谷温泉で一汗流して帰ってきました。
写真下:軍刀利神社の鳥居。中:最後の直登ルート。下:元社からの景色。

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