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甲州高尾山の登山道の取付点にある大滝不動奥宮には、その名のとおり大滝があります。
山門から見える奥宮参道の階段横にある滝もかなりの落差があるように見えますが、水量がチョロチョロなのと、滝に沿う石積み階段を補強するためのコンクリートが滝の半分を覆っているのとで、景観は良くありません。
ところが、「大滝」とはこの滝のことではないことが、階段を登りはじめると分かってきます。
奥宮の奥にとてつもなく高い一筋の岩壁が背後の山にあるのですが、この岩壁が大滝そのものなのです。
地形図で調べると、この滝が大滝川そのものの本流で、水量は残念ながら非常に少なく迫力はありませんが、落差は50m以上はあるでしょうか。
もう少し水量があって瀑布となっていれば、一大観光地にでもなりそうな景観ではあります。
右手の登山道に入ってみると、この大滝不動はちょうど馬蹄形の地形の中心に位置し、回りはかなり切り立った岩山となっていました。
写真一番下は、甲州高尾山への登山道から見た大滝と奥宮。
【IMGP2279.JPG : 151.5KB】
【IMGP2281.JPG : 147.0KB】
【IMGP2283.JPG : 147.6KB】
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