東京司法書士会三多摩支会 | ||||||
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支会ニュース「アダージョマエストーソ」 第147号 2015,08,10 |
平成27年7月10日(金) 八王子市の長房ケアマネ会に参加してセミナーを開催 |
平成27年7月15日(水)、16日(木) この記事は削除されました(2016,11,02) |
支会ニュース149号の記事2件に対し「司法書士、三多摩支会に関係ないのでは?」「偏った記事では?」との指摘が一部から出され、先日、同記事2件が削除されたことに引き続き、本記事も憲法問題に触れるため削除されました。もはや司法書士は憲法を語ることができなくなりました。 支会報第1号〜第54号復刻版に限らず、本支会ニュースの前身である紙の『アダージョマエストーソ創刊号〜第30号復刻版』を見れば明らかなように、アダージョではその時々の問題に対し、編集者及び投稿者たちによって自由闊達な見解が掲載されていた。法案に対する賛成反対は即ち政策に対する賛否であるのだから、政府の意向に沿わない意見・見解に対して、形式的に司法書士に関係ない事柄であるとか、偏向しているとかの理屈で排除することを推し進めていけば、司法判断に対する反対や批評さえ圧殺され、いずれは「法律家」としての存在意義さえ問われかねない事態になるのではないかと危惧する。とりわけ特定分野に限り過剰な反応を示すことの異常さに呆れるほかない。「あの時、、、」と、後悔することにならないよう願うものである。(HP編集室) |
平成27年7月25日(土) 山司登高会、プレ夏山山行で小金沢連嶺の縦走に挑む |
高齢化の進む山司登高会は今年度の夏山山行に八ヶ岳山域に行くことに決定した。もっとも、具体的にどこに登るのかは決まってないようだが、八ヶ岳が高山であることで、
はや歩き切れるのかと我が身の心配が先立ち、それではその前に自分の体力・持久力を試したい、知っておきたい、訓練しておきたいとの一致点からプレ山行として小金沢連嶺を縦走してみることとなった。 小金沢連嶺とは大菩薩峠の南東、石丸峠(1930m)から南に伸びる2000m級の山々を連ねて笹子峠や滝子山に至る、大月市側と甲府盆地を隔てる長大な山稜だ。
朝8時1分、7人の中高年はJR中央線甲斐大和駅に降り、8時10分のバスで登山口(1580m)まで行く予定だったが、タクシーで行くと登山口よりも少し上まで行けるのでと、タクシーに乗る。 ところが、あいにく林道には鍵の掛かったゲート(1640m)があり、さして高度を稼げないまま下車、涼しい。一般車通行止めの林道をトボトボ歩いて行くと、バス停からの登山道と合流した所(1710m)で、 バスに乗ってきた登山者の一団と一緒になった。時間的にはちっとも短縮にならなかったことになるが、急登を半分ばかりカットできたことで、とりあえず一同満足、納得、了解。 ここからしばらく急登を頑張ると視界が開けてきて、大菩薩特有のクマザサの草原の山腹・山頂が見えてきた。南に目をやると青空に浮かぶ富士山もよく見える。大菩薩峠のすぐ南の熊沢山の山腹を 巻くようにして登り詰めると、石丸峠に到着。日差しは強いが、風もよく通り、すこぶる涼しい。記念撮影をしたところで、明日、司法過疎対策委員会で丹波山村の夏祭りに参加するという松村会員は、 大菩薩峠から丹波山村に通じる長い尾根を下るため、ここでお別れ。残る6名は、いよいよここから小金沢連嶺を湯ノ沢峠までの縦走が始まる。
狼平まで緩やかな草原の中を下って、ここから小金沢山の登りになる。北斜面に当たるため日当たりが悪いのか鬱蒼とした苔むした樹林帯を登っていく。 北八ヶ岳のような雰囲気だ。小金沢連嶺は湯ノ沢峠までどのピークも南側は草原、北側は樹林帯という構成になっている。 天狗棚山から1時間でやっと今日の最高峰小金沢山に着いた。富士山の雄姿がすばらしい。この日東京では34度の暑さだというのに、日なたで昼食をとっていても暑く感じない、風もあり涼しい。 ここから次のピーク牛奥ノ雁ヶ腹摺山(ウシオクノガンガハラスリヤマ、1995m)までは大きな登り下りがないまま到着。この山名は日本で一番長い山の名称だそうだ。 ちなみに、雁ヶ腹摺山はこの辺りに3つあって、ひとつはこれから向かう黒岳の真東にある何も付かない雁ヶ腹摺山(元祖? 1874m)。昔の五百円札の裏に描かれていた富士山はこの山から見た姿だ。 山頂には記念の看板もある。もうひとつは、笹子峠の東、中央道笹子トンネルの真上にある笹子雁ヶ腹摺山(1357m)だ。この山も手軽に登れる山として人気だ。
賽ノ河原からは樹林の中を緩やかに上って、川胡桃沢ノ頭(1940m)を過ぎると、疎林の小さな起伏を上り下りするうちに黒岳(1987m)に到着。一等三角点があるのに樹林に囲まれて展望はない山だったのだが、 評判が悪かったのか頂上周辺は少し伐採されていた。それでも見晴らしがよいわけではない。 さてさて、歩きはじめてちょうど5時間、苦しい登りがあったわけではないが、上り下りの連続で一行はかなり疲れてきた。はじめからの計画では長時間長距離の山行のため、 バテればタクシ-を呼べばいいのだからと甘言に誘われた者もいて、また登山口までのタクシーで湯ノ沢峠までタクシーを呼べることを確認しておいたため、「いざというときは」だったのが、 今日の目標地点が湯ノ沢峠までだと安易な選択になり、いつしか湯ノ沢峠にタクシーを呼ぶのが当然のような雰囲気になっていたのである。
つべこべ言いながらカヤトを刈り払った急な傾斜道を下ると湯ノ沢峠に着いた。トイレを済ませ水分の補給をしているとタクシーが到着した。本来の下山地点、やまと天目山温泉ふれあいやすらぎセンターで一汗流し、 ビールで乾杯。中高年は無理せず体力にあった山行をすればいいのだと了解しあったのであった。 (HP編集室) |