あの山この沢
丹沢、水無川セドの沢右俣
政次郎尾根を戸沢出合へ下る
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本谷F1上のセドの沢出合 |
濡れ なが ら登 れば 楽に 突破 でき る |
8m 滝、 左を 登る |
シャ ワー で突 破す る |
13m 滝、 右側 から 取り つく |
35m 大滝 |
35m滝上部から見下ろす |
ツメは岩窪状 |
書策小屋方面 |
鳥尾山、三の塔方面 |
コースタイム
戸沢出合570m→(30分)水無川本谷F1上730m→(10分)セドの沢二俣780m
(5分)8m滝(看板右俣F1)810m→(5分)8m滝(看板右俣F2)上830m→
(20分)13m滝上部915m→(15分)35m大滝下部960m→(7分)大滝上部1010m
→(4分)三俣状二俣1085m→(15分)政次郎尾根(表尾根から10mの地点)1205m
→(1分)表尾根1209mピーク→(政次郎尾根を下る)→(40分)戸沢出合
2001年10月14日
★水無川本谷F1(2条8m)には「本谷F1」と看板が掛かっている。F1には左壁に鎖が取り付けてあるが鎖に頼る必要なく登れる。ただし落口で気を抜くと危ない。
★すぐに本谷F2の看板の掛かっている5m滝が見えるが、右手には「セドの沢入口」の看板も掛かっている。
★セドの沢に入るとすぐにセドの沢のF1(5m)、F2(6m)と続く。F1には手前の垂壁に鎖が掛かっているが、左岸から右岸の滝の淵(滝の左側)に取り付けば、簡単に登れる。
★二俣にも案内の看板が掛かっている。
★右俣は左俣に比較すると、流程が短い分だけ傾斜は全体的に強い。「左俣」のページ参照。
★二俣を過ぎてしばらくすると8m級の滝が連続する。「右俣F1」、「右俣F2」の看板がそれぞれ掛かっている。どちらもシャワークライミングで登れる。
★F表示の無い滝がいくつか続くが、これらも幾分はシャワーとなる。
★13m滝も右側から落ち口目指して登る。やはりシャワーとなる。
★35m滝は右壁の切れ目のザレをよじ登り、岩壁の裏側に回り込むように這い上がると、岩壁がリッジ条になるのでそこを登る。少し登ると左手(滝側)の笹藪の中にしっかりした踏跡が見える。踏跡は大滝の上を水平にトラバースして、大滝上の10m滝の落口に降り立てる。もっと上部まで行く踏跡もあるが、このトラバース気味ルートは笹の束をしっかり掴みながら進めば危ない所もない。
★大滝上で沢は三俣状になる(いちばん右は滝)ので真ん中の水流のある沢に入る。しかしすぐに水は涸れる。
★ツメはずっと狭い岩窪状で、左俣とは違って川床もずっともろい岩となっている。
★岩窪から飛び出すと、正面は笹藪に覆われるが、少し右手の藪の中に確かな踏跡があり、これに入るとものの2分で政次郎尾根に飛び出す。左に10mも行くと表尾根縦走路である。
★下山はもちろんこの政次郎尾根がいちばん速い。